安心を売る新SNSスナップチャットの実力

スナップチャットとは

新SNSとして注目を集めているのがスナップチャット(Snapchat)です。これはいわゆるフォトメッセージ(英語版)のアプリケーションとなっています。

このスナップチャットの最大の特徴は、メールでも写真でも、受け手が閲覧していて、その数秒後には消えてしまうという点です。言ってみれば自然消滅型の写真共有アプリということになるでしょう。

利用できるのはスマホなどの携帯メールに特化してあり、まさしく手軽に楽しめる新型のSNSということでで、アメリカでは10代の若者を中心に人気を集めているのです。

スナップチャットの発端は、スタンフォード大学での授業として行われていたプロジェクトです。そこで主要な商品設計者であるスピーゲル氏とボビー・マーフィー氏によってスタートしたのです。もともとスピーゲル氏が2011年4月にプロジェクト用の商品デザイン授業でアイデアを思いついたそうで、9月に実際の立ち上げが行われました

。2012年5月には、1秒で25枚の写真が送信できるまでに機能アップしています。こうしてその年の末には、ユーザーはスナップチャットiOS版アプリケーションを使って10億枚以上の写真を共有されるまでになったのです。以後も開発が進められ、いろいろな問題点が解決され、2012年11月にはAndroid版アプリケーションも公開されました。